ゴミムシくん/ジョージ秋山 少年チャンピオン 昭47~


女は人間で 男は家畜なんだよ~
・・初回の表紙か1コマ目かで、ニコニコ顔のゴミムシくんとジョージちゃんがこういってたんだっけ・・? 「ゴミムシくん」の単行本は中学時代に1册持ってたのだが、いつの間にか見当たらなくなった・・。かなり面白かった覚えはあるのだが、内容どんなだか忘れてしまったな。

掲示板で話題になり、少しだけ思い出してきた。

・女は人間、男は家畜。
・家畜である男は、女を見たらその場でへへぇ~っ! と土下座をせねばならない。
・男はご飯を食べてはいけない。食べて良いのは人間(女)のうんこだけ。
・男はズボンを履いてはいけない(もちパンツも。でも何故か上着を逆さまに履くのは良いらしく、ネクタイ締めたYシャツと背広の上着をジョージちゃんは逆さに履いていた。首の所が開いているので、うんこもおしっこもそのままで出来る!)

バカな設定だ、・・なんかまた久々に読みたくなってきたぞ(笑)。

面白かったマンガって、キャラクターや状況の設定をそのまま並べ立てるだけでも可笑しいね(永井豪ちゃんの「廃人二十面チョ」とか、ギャグじゃないけど「ガクエン退屈男」とか)。

ミニモニテレフォンでリンリンリン~♪ の振り付けのうんこポーズを、辻ちゃんだったか加護ちゃんだかが(未だに見分けがつきません・・)テレビで披露してた時、「子供はうんこが大好き♪」って無邪気に発言してたけど、あれは多分、周りの大人の言葉の受け売りなんだろかね? 「ゴミムシくん」といい、「トイレット博士」「オモライくん」といい、それにしても教育に悪い作品の宝庫だったからね(笑)、昭和40年代のマンガは。

そういえば、高校に入りたての頃のクラス会の議題で「マンガは良書か? 悪書か?」というつまんないのがあって、クラスの全員が「悪書」に挙手する中、1人だけ「” 音楽 ” か、” 文字 ” か、” 絵 ” であるか、” マンガ絵とセリフ ” であるか、それは表現方法の違いというだけであって、マンガ=則ち悪書というわけではない」と熱弁を振るったことがあったっけ。今なら「いやーもち論悪書に決まっとるでしょー、うひゃひゃひゃひゃ!!」で済ませてるな、汚れた駄目な大人の自分としては(笑)。

今のところ上記設定以外に「ゴミムシくん」の具体的なエピソードを思い出せないんだけれど、好きなギャグに「いつか殺してやる・・」というのがあったかな。友達同士でふざけながらしばき合って、ふと目線をそらせて互いに「いつか殺してやる・・」と暗い表情で呟いて遊んでた(笑)。

教育に悪いギャグだけでなく、ある好き合った青年の家畜(男)と人間(女)が手を取り合って駆け落ちしようとして、ゴミムシくんとジョージちゃんはそれを応援するのだが、恋人達は人間(女)の警察に捕まって、結局女は青年を裏切り、家畜として見捨てる、・・というなかなかペーソスなエピソードもあったような気もする。・・実際に単行本を持っていて「いえそんな話ありませんでしたよ?」という方がいましたらゴメンナサイ(笑)。

ゴミムシくん/ジョージ秋山 昭47~

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