ウルトラQ ~ dark fantasy ~ 踊るガラゴン
「踊るガラゴン」
火曜日深夜から始まった「ウルトラQ ~ dark fantasy ~」。
・・うわー、これホントにウルトラQだあ!
こんな肩の力の抜けた世界観(笑)を持った特撮番組なんて、もう何十年も忘れてたなあ。和めるぞ。
主役3人組の、お兄ちゃんの方は、3枚目っぽいけど2枚目もどちらもいけそうな、面白い良い味出してる。カメラマン役のおねえちゃんもとてもキュートで気に入りました。
あと博士役の草苅正雄。これはすごいハマリ役だ(笑)。
草苅正雄って’70年代の終りではイケメン(まだそんな言葉はないけど)の筆頭じゃなかったっけ。何なんだ、このトボけた雰囲気は?(笑)。池上僚一が「男大空」で祭俵太の顔を草刈正雄にしてたんだよね。良い年齢の重ね方してるんだなあ・・。
奇天烈な格好で颯爽と登場する草刈正雄博士のシーンに、このドラマが「アンバランス・ゾーン」であることを一気に確認させられる。いや、普通なら隕石が落ちてきたところからアンバランスなんだけど・・(笑)。
怪獣のシーンも、・・怪獣のいる風景って、幼い頃に観た詩的な悪夢のイメージがあるのだけど、久々にそんな、牧歌的でもある、美しい映像を見せてもらいました。
” ハネるリズム ” にアレンジされた「新ウルトラQのテーマ」(そういえばそもそものタイトルは何というのだ?)も、クセになりそうだ。
やっぱ怪獣番組って今でも楽しいよ。
『ウルトラQ ~ dark fantasy ~』