ねんどの素材解説(2)

ねんど素材解説の(2)です。樹脂粘土で大きめの人形を作るテスト。

ダイソー樹脂粘土をベースに、代表的な軽量粘土「ハーティクレイ」を混ぜました。テストの結果、ダイソー樹脂粘土の性能「粘り」「戻り」を壊さない比率は「ダイソー8:ハーティ1」程度まででした。8:1といっても、ハーティクレイは軽量なので、見た目の大きさは3:2くらいでしょうか。ここまで軽くして、ついに大きめの、写真のロケ撮影に耐えられるサイズのまずは鬼っ子人形が作れました。身長は15センチ(角まで含む)です。

色についてのお話もしておきましょう。赤鬼の赤色には、ハーティカラーの赤を使っています。ねんどの赤色は各メーカーからのものがありますが、それぞれ赤というよりマゼンタ~ピンク系のものが主で、この鬼っ子には少しきつい感じの色目と思えました。ハーティカラーには、赤以外にマゼンタ色も別にあるので、こちらの赤は自然な和風の日の丸の赤色に近いです。

ねんど制作で特に気を使うのは、造型も勿論ですが「色」の管理です。色を混ぜて好みの色が作れた時には、分量をメモしておきますが、なるべくなら複雑な作業にならずに済ませたいものです。ワークショップ用の見本色を作る時には尚更です。同様に青鬼の「青」、虎のパンツの「黄色」も、各種ねんどを使い分けています。

モデルマジックねんどでの制作時には、全てモデルマジックだけで間に合わせていました。現在は適材適所で複数の種類の樹脂粘土を使い分けています。

「ねんど人形写真」のテスト。大分豊後高田熊野磨崖仏を背景に、昔話「鬼の石段」のロケ撮影。

固まるとプラスチック状になる樹脂粘土の、ポップなキャンディ風味が可愛い鬼っ子人形には似合っています。また、固まるととても丈夫な樹脂粘土の特性を活かして、腕をボディに接着せずに竹ヒゴで留めてポーズをとらせました。写真の画作りの幅が大いに広がりました。

一度探求を始めると、とことんまで追求してしまうのがいつもの癖です。ハーティクレイを混ぜて大きめの人形が作れるのは分かりましたが、もっと、お気に入りのモデルマジックねんどの風味に近づけられないものか。ハーティクレイ特有の、紙粘土っぽいひび割れの感じなど、気になってきました(笑)。

次回に続きます。新作の風神雷神に使用しました素材の解説です。

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