ずるずるべったり/畠大輔 少年マガジンコミックス 巨人の星 十月号 昭45


2006年01月17日
ずるずるべったり/畠大輔
(お尋ねマンガ解決済ファイル)

[223] 別冊「巨人の星」の…

(コメントより転載)
しからば、私もいっちょう「おたずね漫画」を。

きわめてたよりない記憶より。

・別冊「巨人の星」(少年マガジンと同じサイズで発行されてた総集編)の後ろの方に載っていた。

・作者は「さいとうふみやす」

・ショート&ショートだった

・対人関係について不平不満をもらす無表情の顔が、バックの流線と共に早く動き出し、途中から何かにこすれて燃え上がって行くではないか。
タネをあかせば、なんのことはない、それはマッチ棒の頭であった・・というシュールなオチ。マッチ棒の頭に人の顔が描かれたものだったのだ。

タイトルすらわからない。もしかしたら新人の持ち込みだったのかも。

Posted by 時代屋だんぞう at 2005年12月12日 13:25

guest 2005/12/12 22:48:02
[224] Re[1] マッチ棒頭

また迷宮入り候補が・・。
さいとうふみやす氏の名前だけはうっすらと聞き覚えもあるので、検索してみたら、「あしたのジョー」の増刊ではかなり描いてらっしゃるようですね。

ここは時折「どれだけ分かりそうにないものを上げるか」というノリになります(笑)。

bonso 2005/12/12 22:48:47

[230] Re[1] 別冊「巨人の星」の…

時代屋だんぞう 様

 はじめまして。最近ひとつ質問をさせていただいているヒョンヒョロと申します。実は、私の質問したキノコ人間のマンガも「巨人の星」総集編のオマケでついていたものではないかという情報が別途あり、全部で20冊ある総集編のうち半分余りを近々調べるように段取っています。だんぞうさんのお尋ねもその時一緒に調べてみますね。

ヒョンヒョロ 2005/12/15 01:23:06

[232] Re[2] 別冊「巨人の星」の…

おお! 偶然にも面白いことになりましたね。ヒョンヒョロさん、ぜひ続報宜しくお願いします。他にも何か珍しい作品等あったら教えてくださいね。

bonso 2005/12/16 22:07:02

[236] Re[2] 別冊「巨人の星」の…

うわ~~~
ヒョンヒョロさんの書き込みに気付かないままでした。
気が付いたら年が明けていた・・・。すいません。
ともあれ、はじめまして。どうぞ、よろしくお願いします。

総集編は20冊あったのですか。
私、その総集編は親にゴミに出され、今では1冊も手元に残っていません。
もし何かわかったらお知らせください。

そうそう、巨人の星の総集編には、確かつげ義春の漫画も掲載されていたことがありますよね。
確か「初茸がり」「チーコ」といった、今ではお馴染みの作品。
ガロに載ったのが転載されたのかな~。

時代屋だんぞう Home 2006/01/05 15:24:42

[237] Re[3] 別冊「巨人の星」の…

良かった、2年も気づかれないなんてことにならなくて(・・って失礼/笑)。年の瀬はネット人口も激減しますからね。

私の方も年末のオフ会で1件お尋ねネタが解決しましたので、帰省が終わったら雑誌のスキャニングに取りかかります。

それではヒョンヒョロさんの続報を心待ちにしましょう。

bonso 2006/01/06 23:05:18

[244] Re[4] 別冊「巨人の星」の…

あけましておめでとうございます。

 遅くなりましたが、ご報告です。時代屋だんぞうさんのお探しの作品がわかりました。
 掲載誌はご記憶どおり「少年マガジンコミックス 巨人の星 十月号」です。いわゆる「巨人の星総集編」全20冊中の18冊目(奥付では1970年9月10日発行)になります。
 この号には、ギャグ系は別にして、3作の「新鋭まんが」が掲載されています。ページ順に
 「人間砂漠」(ガンケオサム)
 「ずるずるべったり」(畠大輔)
 「こわれた人形」(さいとうふみやす)
です。このうち2作目の「ずるずるべったり」が5篇のSF・怪奇系短編のオムニバスで、1話から順に「急げ」「収容所」「気にくわないやつ」「ほそいガキ」「失敗」です。
 「収容所」と「気にくわないやつ」は同じページで同時進行してまして、上3/4が前者、下1/4が後者です。前者は理由もなく次々焼き殺されてゆく囚人の会話、後者は上司の悪口をブツブツ言っている眼鏡の男のアップ独白で進みます。6ページ目にして両者が合体し、前者は箱入り煙草の擬人化、後者がだんぞうさんお探しのマッチの擬人化、全体として酒場でのサラリーマン2人の愚痴だということが分かり、なあんだという下げになります。

 だんぞうさんのご記憶と違っているのが唯一、作者名ですが、上述のとおり畠氏の作品とさいとう氏の作品は続けて載ってますし、絵柄も似ている(どっちも初期の山上たつひこ氏風)なので、混乱しても無理ないかと思われます。

 この場では余談ですが、私が探していた「キノコ」のマンガもうまく見つかりました。またツリーを改めてレポートさせていただきます。

ヒョンヒョロ 2006/01/10 21:18:27

[245] Re[5] 「ずるずるべったり」畠大輔

ヒョンヒョロさん、今年も宜しくお願いします。
&さっそくこれ程の詳細レポート、どうもありがとうございます!

畠大輔、ガンケオサムと全く聞き覚えのないマンガ家さんなところを見ると、総集編でテスト的にデビューした方達なのでしょうか。にしても内容をみると、いかにも「大学生がマンガを読む」といわれていた時期の少年マガジンぽくて面白いです。

肝心のヒョンヒョロさんのお尋ねの方、こちら側でまるでお役に立てませんで恐縮です。でも判明して良かったですね。「キノコマンガ」ご紹介、楽しみにお待ちしています。

bonso 2006/01/12 00:01:58

[247] Re[6] 「ずるずるべったり」畠大輔

ヒョンヒョロ殿、情報ありがとうございます。
まさか、あんなカルトな作品の正体(?)が判明するとは!
あらためて、このサイトの凄さを実感。

>同じページで同時進行してまして
そういえば、そうでした。だんだん思い出してきました。
しかし、そんな変則的な掲載方法ができたなんて、いい時代だったのかもしれませんね。今では考えられない・・.

時代屋だんぞう 2006/01/16 12:37:26

[248] Re[7] 解決「ずるずるべったり」

解決おめでとうございます。ヒョンヒョロさん、どうもありがとうございました。

いや最近の解決の早さを見ると、まるで違うコーナーのようで(笑)。
では、何日かしてブログに移行させます。

bonso 2006/01/17 22:48:13

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください