シイネツヒコ2022 製作開始
豊後大分のヤオヨロズノカミ・シイネツヒコの2代目2022年バージョン製作開始しました。
右側の初代シイネツヒコ(2017)よりも、少しリアルタッチな劇画調になってきています。人形のスケールは初代より少し大きめの、左奥側の浦島太郎に合わせて。
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シイネツヒコは”速吸の門(※)より亀に乗って釣りをしながら現れた、翁の姿の神”ということで、”浦島太郎伝承”の原型の一つとされます。
※速吸の門(はやすいのと)・・日本書紀では豊予海峡、古事記では明石海峡。
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シイネツヒコは日向から東遷してきたカムヤマトイハレビコの船団を”曲浦(わたのうら 大分市佐賀関)”で出迎え、海の道を先導し、イハレビコが奈良の橿原宮で初代神武天皇に即位しヤマトを建国した翌年に、最初の倭国造(※)となった。
※日本の最初のナンバー2。大分の出世頭ですよね。瀬戸内海一帯を支配した、海賊の大親分であったのだろうか? と個人的に空想しています。
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シイネツヒコ、及び、最古の日本の昔ばなしともいわれる浦島太郎関連の伝承は調べてみると、宮崎、大分、香川、岡山、兵庫、京都、神奈川と、日本中の海の近い地域に伝えられています。これらを訪ねて、ねんど人形写真を撮影したいなあ。