Beppu特撮フェスティバル!


1日の日曜日は、大分怪獣クラブさん提供「第2回 Beppu特撮フェスティバル」でした。

前日までイベント内容をろくに把握もしていず、第16回の「自主怪獣映画選手権」という催しに「大分怪獣ブゴン」が登場するのだな〜くらいに思っていたら、ゲストなどすごく豪華で、1日楽しめました。


まずは映画「劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力お借りします」を鑑賞。その後「自主怪獣映画選手権」へ。


エントリー作品はどれも力作揃いで、創意工夫がキモの自主特撮映画の面白さを堪能させてもらいました。田口清隆監督(右側)賞を受賞の、会場に来ていた田中安全プロレスさん。作品も怪作ですがご本人もマスクマンの怪人でした。

ウルトラマンオーブ上映前の舞台挨拶で大分怪獣ブゴンもステージに登場していたのですが、撮影自由と知らなかったので写真がなくて惜しいことをしました。


お昼の休憩時間。イベントは途中入退場自由、館内飲食も自由でのんびりできました。


映画「HE-LOW THE SECOND」が上映され、監督・出演俳優さんたちの豪華トークショー。これは最後のフォトセッションタイム。中央は別府ブルーバード劇場の館長さん。


左から、監督の高野八誠さん。「ウルトラマンガイア」で二枚目ウルトラマンのウルトラマンアグルとなった後、「仮面ライダー龍騎」の仮面ライダーライア、そのまた後に「仮面ライダー THE FIRST」で2号ライダー・一文字隼人に。ウルトラとライダーどちらにも変身した、数少ない役者さんです。監督さんとして映画を撮られていたんですね。つい先週、東映公式のインターネット配信で「仮面ライダー THE FIRST」と「〜NEXT」を観たばかりなので、目の前にそのご本人がいらっしゃるのが不思議な感覚です。

お二人目は「ウルトラマンガイア」主人公のウルトラマンガイア吉岡毅志さん。ウルトラマンシリーズは今のところ「平成三部作」といわれた三作目のガイアまで観ています。子供に夢を伝えられる仕事がしたいといつも思っている自分には、吉岡毅志さん演じるガイア高山我夢の明るく親しみやすいキャラクターは理想のヒーロー像でした。ウルトラマンに憧れる子供と高山我夢の触れ合いが多く描かれた「ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦」はとても好きな作品です。

館長さんの右、3人目は、青柳尊哉さん。2016年の「ウルトラマンオーブ」で、「ウルトラマンになれなかったが、ジャグラスジャグラーという謎の存在(悪のウルトラマン的?)になってしまった男」だそうです。朝のウルトラマンオーブ映画前の舞台挨拶にも登場してくれました。

4人目は「仮面ライダー龍騎」の主人公、龍騎・城戸真司の須賀貴匡さん。「〜龍騎」は、13人の仮面ライダー同士の戦い(殺し合い)という重いテーマのお話でしたが、それを止めたいと願う城戸真司の戦いと、その状況に悩みながらも前向きで明るいキャラクターがまた理想のヒーロー像のひとつでした。また主役〜準主役級仮面ライダー俳優さんが13人という中で、群を抜く自然で達者な演技を見せていた須賀貴匡さんはその後もNHKドラマなどに多数出演されているようで、特撮で見た役者さんが活躍されているのを知ると嬉しくなります。

この日のヒーローさんたちのトークは、前夜まで・・または直前まで? の別府の温泉とお酒が残っているということで、いい意味でぐだぐだ感もあり、ずっと笑いの絶えない1時間でした。

とくに吉岡毅志さんが絶好調で、終始皆さんからつっこみを受けていました(笑)。

好きなこと〜〜を仕事にしてずっとやり続けてきた人たち、の空気に触れていると、本当に楽しい。


熊本にいた学生時代と、3年前までの横浜を合わせると20年近くは大分を離れていてその間に学んだのは、(好きなことは、やってよいのだ)ということです。トークショーに浸りながらそんなことを考えていました。

自分がフリーのカメラマンとして独立上京したのは2002年。「仮面ライダー龍騎」が放映の時期です。映画「仮面ライダー THE FIRST(2005)」と「〜NEXT(2007)」上映時は、友人の車椅子を押して川崎の映画館にいきました。

その友人は、ヒーローに憧れて自分もヒーローを演ずる仕事につき、団体のエースとして2万人の観客の前でメーンイベントを張るまでになりました。2001年10月22日のイベント中の事故で頸椎を損傷し全身麻痺となったものの、指が動くようになると携帯で詩を打ち始め、552日の入院生活を終えた後は歌を作り車椅子でのライブ活動を始めました。好きなことを続ける人間のパワーを、友人からはずいぶん分けてもらいました。

持ち前の明るい性格とパワーで、友人とぐだぐだだらだら飲む酒は旨くて楽しかった。今回のヒーロートークショーのぐだぐだ感が友人とのイメージとまるで同じで笑ってしまいました。

2016年3月に友人は亡くなり(先週金曜日11月29日が、50回目の誕生日でした)、私もキリをつけて大分に帰ってきて3年、なんとなくパワーが落ちてきた気がしていたので、上手いタイミングで関東時代を思い出させてもらいました。

大分怪獣クラブさんや、先月の臼杵ミワリークラブさんなど、私の大好きな活動をされていらっしゃるグループがいい時期に大分にも出てきていたのでとてもラッキーです。


トークショーが終わると地階にブゴンが現れました。なんとか写真が撮影できました。



※渡邊和己の趣味のブログ
http://nendonoshashin.com/showa36/

2020年6月9日より、昭和のマンガなど趣味のコンテンツを新しくブログページに移転しました(新規タブで開きます)。

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