展示会 おおいた怪獣セブンの5 熊野権現さまと鬼の石段 豊後高田市
田染の里に赤鬼がやってきて、人間を食べるという。
それを聞いた熊野の権現さまは、「夜明けまでに百の石段を積めたなら、村人を食べる事を許そう。出来なければ、逆にわしがお前を喰い殺してやるぞ」と約束させた。
赤鬼は、ひょいひょいと石を担いで、見る見るうちに99段を築いた・・。
驚いた権現さまは、百段目の石を担いだ赤鬼の足が山かげに見えた時「コケコッコー!」と、鶏の鳴き声を真似した。
・・・。
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展示会「おおいた わくわく怪獣ランド2024」に出展。8月24(土)・25(日)。OPAM大分県立美術館。今年の特別展示テーマは「神話・伝承と怪獣」、私は「おおいた怪獣7(セブン)」と題して豊後大分に伝承の怪獣を7体と、出雲神話の怪獣などをねんど人形・写真・映像で紹介します。
「田染荘(たしぶのしょう)」
国東半島・田染の里の荘園。
743年の墾田永年私財法の成立により開墾された、宇佐神宮の荘園のひとつ。
千数百年前~平安~鎌倉時代の集落や、水田の位置は現在もほとんど変わらずに、中世荘園村落の姿が受け継がれている。
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「熊野摩崖仏」
鬼の伝承の石段を登りきる手前に巨大な不動明王と、大日如来像が刻まれている。
平安時代後期の、日本最古・最大級の磨崖仏。
大分の鬼の石段系の昔ばなしは4件ほどもあり、その最も知られたひとつです。
熊野摩崖仏と鬼の石段 田染の荘
ねんど人形日本昔ばなしの旅 大分県豊後高田市
昔話に登場は赤鬼1匹ですが、青鬼も作ってみました。
3分23秒