大島与衛門ぽんぽこりん ねんど日本昔ばなし 臼杵市
臼杵の浜に大島與衛門という鼓の名人がいて、ある晩座敷で鼓の稽古をしていると〜
「大島与衛門ぽんぽこりん」
〜と庭から聞こえてくる。
「そういう者こそぽんぽこりん」
〜と、与衛門は打ち返して、鼓の勝負が始まった。
勝負は毎夜続くが、ある時から途絶えてしまった。
大島与衛門は寂しく思い竹やぶを探すと、一匹のタヌキが腹を打ち破って死んでいた。
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ロケ地・・二王座歴史の道 大分県臼杵市
休憩所となっている、旧真光寺の二階より
※実際の臼杵市浜地区は、二王座歴史の道から歩いて数分ほど離れています。臼杵市は妖怪伝承も豊富な街なので、今後も妖怪など作成してここ旧真光寺での撮影の機会を楽しみたい、お気に入りの場所です。