神武東遷 日本海軍発祥の地 美々津
小学校の修学旅行以来の、宮崎県。前回の続きです。
ニニギノミコト、コノハナサクヤヒメの御陵〜と伝えられ、宮崎県一の桜の名所という西都市の西都原古墳が目的の撮影行でしたが、帰りにロケハンのつもりで立ち寄った、神武天皇お船出の地〜という日向市の美々津がとても素敵な場所だったので、急遽本番ねんど人形撮影をしてレポート。
カムヤマトイハレビコノミコト(後の神武天皇)お船出の地とはどのあたりなのか探すと、それらしい場所に大きな記念碑はあるものの「日本海軍発祥の地」と刻まれています。旧日本軍の遺跡なのだろうか?
・・と思ったら、よく見ると、神武天皇東遷の水軍が日本最初の海軍と定められてあるそうです。記念碑には古代船の意匠もある。さっそく、ねんど人形のイハレビコとともに記念写真を1枚。
記念碑の後ろ手には、立磐神社。イハレビコノミコトが航海の安全を祈願したと伝わり、イハレビコが腰かけたという「御腰掛岩」が御神体として祀られている。
境内の見事なご神木と巨岩。耳川の河口を望む、イハレビコノミコト。
ところで耳川といえば、もしや、大友宗麟の軍が薩摩軍に大敗し、大友家没落の引き金となったあの耳川ではないですか? 写真を撮り忘れましたが、ここから上流を見るといかにも合戦の舞台となりそうな河原が見える。
なんて場所で敗北してしまったのだ、大友軍・・。
とはいえ、ここはまた新緑のきれいな時期にでも、ぜひもう一度じっくり時間をかけて撮影に伺いたい神話伝承地です。