クシナダヒメ 二代目
芦原の中津国(出雲の国、地上)に降臨した、高天原の暴れん坊スサノオノミコトは、ヤマタノオロチの生け贄となる運命だったクシナダヒメを助け、大蛇を退治~クシナダヒメを妻にしました。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
ヤマタノオロチ退治をなしたスサノオが詠んだ歌は、日本最初の和歌といわれ、またスサノオとクシナダヒメの新婚のお住まいは最初の神社といわれます。
ねんど人形、二代目クシナダヒメです。先のオオクニヌシと同じく、こちらも2012年古事記編纂1300年神話博しまねでの初代クシナダヒメの3~4頭身から、5頭身へとプロポーションが変化しました。ちょっと表情がきつくなったので、その内顔のパーツをメンテナンスするかも。男性人形の様に大胆に表情を決めるでもなく、女性を作るのは細心の慎重さが要りますね。
今夏休みの、中国地方での4年ぶりの展示会では、このように基本的に全て新規造型の人形となるつもりです(・・たぶん)。作風もそれなりに変わりましたしね(^ω^)
クシナダヒメのアタマ飾りの部分を、4年前とは若干変えています。最古の赤漆櫛ともいわれた、縄文前期古墳から発掘された櫛(小さ過ぎてまともに形を作れませんでしたが 笑)をさしてみました。