ゲゲゲの鬼太郎/山羊さんゆうびん/ザ・フォーク・クルセダース


初めて買ってもらったレコード。幼稚園児の時だったと記憶しています。最初のモノクロ版「ゲゲゲの鬼太郎」の放映が昭和43(’68)年1月から翌3月らしいから、私は6~7歳、大体そのくらいか。卒園、新入学のお祝いだったのかもしれない。

フォーク・クルセダースといえば、何といっても「帰ってきたヨッパライ」の、オラは死んじまっただ~♪ で名を馳せた、昭和40年代の偉大なる一発屋ですね。いや他にも色々曲はあったのでしょうけれど(笑)、少なくとも子供の私の耳に入ってきたのは後にも先にもこれだけだった。最近、何か昔に発禁になった曲? がクローズアップされたのだっけ・・?


「帰ってきたヨッパライ」のヒットは昭和42(’67)年。今回改めて調べてみるまで、「~ 鬼太郎」の方が先だったとずっと思いこんでました。まあ「帰ってきた~」が売れていなかったら、このレコードも出ていたかどうか分からないので、それはそうですよね。

それにしてもこの人達、一番背の低いたぶんボーカルくさい人はとりあえず置いとくとして(笑)、後の2人は今から見ても男前だし、すごい格好良いね。


初め大分鶴崎のレコード店で好きなものを選んだ時、私が手に取ったのは水木しげる先生の鬼太郎の絵が表紙の、ちゃんとしたテレビ主題歌の方だった(B面はもち論カランコロンのあの歌)。赤いバックに、両手を上げた鬼太郎の胸から上が描かれていて、髪の間からか、肩の上かに目玉のおやじもいたのではなかったか、・・ここはかなりあやふやだ。

オリジナル版のに一旦決めて、帰ろうとした時、店員さんがクルセダース版を視聴させてくれたのだったか・・? とにかくそこでそのライブが流れ、「ぼくわ、げげげのキタロウだじょ~」という、間奏の合間の喋りで観客がウケていたのを聞いて、即、こっちを選び直した。我ながら、やはり物心ついた時からバカ系なウケ狙いが好きだったようです・・(笑)。


ジャケット表紙では「ゲゲゲの鬼太郎」で ” フォーク・クルセダース ” だが、ここでは「ゲ・ゲ・ゲの鬼太郎」と、” フォーク・クルセダーズ ” になっている。平気で間違えているところがとても大らかで(笑)良い感じだね(ちなみに私は ” ~・クルセイダース ” と長年思っていたがまあそれはどうでもいいですか)。

B面の「山羊さんゆうびん」は、これは童謡だっただろうか。こっちはライブじゃなくてたしかスタジオ録音だったような、・・もう忘れてしまって思い出せないよ。


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