おでかけぺるりさん ねんど日本昔ばなし 横浜市


「ペリーの横浜上陸と、日米和親条約」
1854(嘉永7)年2月、横浜の沖合に7隻のペリー艦隊が現れた。

翌月に上陸、現在の神奈川県庁や横浜開港資料館辺りに急造された応接所で日本側と交渉に入り、3月31日、日米和親条約が調印された。

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ロケ地:みなとみらい地区 横浜市
2009年、横浜開港150周年記念祭に出展した、ねんど人形写真の最初の作品です。

造型師さんの誘いにより、映像監督さんら他ジャンルのプロたちと合同で「横浜人形の家」にて50日間の展示。

この作品がウケてくれて、後の活動が始まりました。

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「ペリーが上陸した場所 象の鼻地区」
「横浜ランドマークタワー」を中心とする「みなとみらい地区」の「赤レンガ倉庫」から東に抜け、ペリー上陸の地点に着く。

湾曲した防波堤の形が象の鼻に似て、現在は公園「象の鼻パーク」として親しまれる。

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ロケ地:象の鼻地区 横浜市
2009年、ねんど人形写真の最初の作品です。

人形は展示の2ヶ月前には完成していたものの、この年は展示初日の3日前まで全く青空が出ず、毎日焦りました。

やっとの好天に、夜明け前から人形と機材を持って歩き回り、数カット撮影。しかしこの後、人形の鼻が風で海に飛んで行って、撮影は終了したのでした・・。

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「横浜赤レンガ倉庫」「石坂浩二さんのサイン」
写真の「赤レンガ倉庫」から「中華街」まで歩く途中に展示会場「横浜人形の家」があり、当時の館長石坂浩二さんでした。

ご自身も造型グループを持たれる模型好きな方で、展示の私たちクリエイターグループと15分の会見予定が2時間もお相手してくださいました。

サインのあて名書きは、私の母に宛ててもらいました。

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2008年、横浜はじめ東京、埼玉で毎月30、40人が集まって粘土細工を楽しむコミュニティを当時のSNSで知りました。人口の多い都会では、様々なジャンルでチャンスに恵まれます。プロの造型師も多数参加しており、私も学ばせてもらいながら人形制作を始めました。

元々広告のカメラマンですが、マンガと特撮が好きな事と、日本の昔ばなしを復活させたいなという気持ちが合わさって「ねんど人形写真」が誕生しました。

「おでかけぺるりさん」は「昔ばなし」や「民話」・「神話」が題材の他写真とは趣が異なりますが、「ねんど人形写真」は物語のロケ地を訪ねるという、カメラマンにとっての魅力から始まりました。ぺるりさんのような作品も増やしていきたいですね。



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