ぼくらマガジン 1970年10号「円谷監督 世界の怪獣王」


週刊「ぼくらマガジン」1970年の10号。ずっと求めていた本が、手に入りました。

ぼくらマガジンは、’69年11月の創刊から’71年6月の廃刊まで購読していました。現在の家に引っ越しの時に、「少年画報」「少年キング」「ぼくら」「冒険王」などと手放すことになってしまったのですが、ぼくらマガジンだけは今でも残念。

>「円谷監督 世界の怪獣王」

・・中でも、この1970年の10号には特別な記事がありまして。


>「子どもにゆめを」

追悼の記事は全部で15ページ。その中で、ずっと心に留まることとなった円谷監督のエピソードが書かれていました。

>円谷監督は、子どもが大好きだった。スキーぼうやのサインは、子どもたちのために考えたものだ。だから、おとなの人にするサインには、「子どもにゆめを」とかいた。

8歳の私はこれを読んで、この時、自分も、将来子供に夢を与える仕事をするのだ、と決めたんです。

3月の東京出張での作品展示場での事。拙作「ヤマタノオロチ」の前で、1時間ほどもずっとへばりついて見てくれていた子がいました。あの男の子は、50年近く前の、はたして私の様だっただろうか・・?

そうして、この「ぼくらマガジン」を、もう一度手にしようと思ったのです。円谷監督に報告がしたいと思ったんです。


※渡邊和己の趣味のブログ
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2020年6月9日より、昭和のマンガなど趣味のコンテンツを新しくブログページに移転しました(新規タブで開きます)。