大蛇 大元神楽


’96年から2000年までの5年間、私の地元九州は大分の、大分県庄内神楽カレンダーの写真撮影を担当していました。大分のお神楽はどちらかというと歴史も長くはなく、庄内神楽座十二座の座員さん達はいつも、神話の本場島根のお神楽を意識していました。その頃からずっと、一度は島根に伺い、本場のお神楽写真を撮影してみたいと、私にとっても島根のお神楽は憧れの対象でした。

古事記編纂1300年の今年2012年、記念行事「神話博しまね」が開催となり、幸運にもその行事の一つを仕事でお手伝いさせて頂ける事になりました。私のオリジナルの創作人形写真及び神話人形ジオラマが、7月21日(土)より神話博各会場で展示されています。

神話博しまねの催し「しまね魅力発信ステージ」のしまね郷土芸能舞台で、島根のお神楽を見物し写真撮影できました。かれこれ十数年来の、念願が叶いました。


大元神楽「大蛇」。スサノオノミコトによる、大蛇退治です。題名はシンプルに「大蛇」。大元神楽は、島根石見神楽の原型とされています。


八岐大蛇。8匹の大蛇が登場。観客席になだれ込む。


強い子になれと願いを込めて、赤ちゃんにこの世の地獄を体験させるお約束の展開(笑)。


子供ちゃんのくりくり頭が可愛いね。どんな表情で見ているのだろう。


八岐大蛇の首を刎ねるスサノオノミコト。


島根石見神楽のスサノオといえば、この顔ですね。嵐の神にふさわしい迫力で、強そうだ。


退治した八岐大蛇の尾から出てきた、神剣・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)=草薙剣(くさなぎのつるぎ)を高々と掲げるスサノオ。