スペクトルマン・ゴーゴー/宇宙猿人ゴリなのだ
小学4年時、お小遣いで買った2枚目のレコードは、’71(昭46)年、”第2次怪獣ブーム”の先駆けとなり、裏番組「巨人の星」を視聴率で上回った人気特撮番組「スペクトルマン」でした(1枚目は幼稚園の時のこれ)。
といっても、テレビ放映や映画の公開が半年~1年遅れは当たり前だった、私の故郷大分県では、このレコードを買った時はまだ「スペクトルマン」は放映されておらず、私は雑誌「冒険王」の一峰大二マンガ版「スペクトルマン」を読み耽っては、まだ見ぬ新ヒーローに想いを馳せるばかりでした
このレコード、番組で実際に流れた曲とは音源が違うのですが、というわけで私はそんなことも知らず、後に初めてテレビで聴いた方のバージョンに逆に面喰ってしまいました。
「スペクトルマン・ゴーゴー」の歌い手は、上西弘次、少年少女合唱団みずうみ、とあります。上西弘次さんといえば、スペクトルマンやウルトラセブンを演じられた名スーツアクターさんではありませんか!これは嬉しい!
「宇宙猿人ゴリなのだ」の歌も、上西弘次さんと、ボーカル・フォーというグループ。
2曲を通じてテレビ版との一番の違いは「宇宙猿人ゴリなのだ」の、猿人ラーの叫び声の部分です。テレビ版では「グェーッ」って感じですが(笑)、こちらは比較的冷静に「ウォーッ」といってます。宇宙猿人ゴリの部下、軍人ラーの声も上西弘次さんが当てられていたそうなので、この声はラーご本人なのでしょうか(あるいはどちらも)?
付録の卓上カレンダー。
※渡邊和己の趣味のブログ
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